ホーム > 鋳造・金型 用語解説 > 低圧鋳造用金型(LP金型)とは?
松村精型では、低圧鋳造用金型(LP金型)、
シェルモールド金型、砂型鋳造用金型、の製作協力
試作鋳造、素材の寸法測定等の生産準備協力が可能です。
詳しくは、お問い合わせください。
低圧鋳造用金型(LP金型)とは、低圧鋳造するうえで必要な合金材料、低圧鋳造機と並んで3要素のひとつです。
低圧鋳造用金型(LP金型)は、溶融金属を鋳込んで製品形状に冷やして固める役割を果たします。
■ 低圧鋳造用金型(LP金型)基本金型構造
上型と下型、横型、中子砂
低圧鋳造用金型(LP金型)は、一般に上型(1)と下型(2)、横型(3)で構成され、
その低圧鋳造用金型と、型にセットする中子砂(4)で構成される(5)空洞部に溶融金属を鋳込みます。
下型は、低圧鋳造機の下定盤に取り付き動きません(固定されます)。
横型は、低圧鋳造機の油圧シリンダーと連動し、一般に、型を開く前に離型させます。
上型は、金型の開閉動作を行う上定盤に取り付けられ、その上下動の開閉により製品を取り出します。
一般的な鋳造サイクル
1、中子砂セット(4)
2、横型閉じる(3)
3、上型閉じる(1)
4、注湯(加圧)
5、圧力保持
6、冷却
7、横型開き(3)
8、上型開き(1)
9、素材押出し(8)
10、中子砂セット(1に戻る)
上型、下型ともに低圧鋳造用金型(LP金型)は、型本体(1、2)とダイベース(6)で構成されます。
また横型は横型入子(3)と連結板(7)で構成されます。
直接溶融金属と接する部分が、型本体と入子です。
型本体(1、2)と入子(3)の材質は、耐熱性に優れた熱間工具鋼です。
また、ダイベース(6)と連結板(7)の材質は、鋳鉄材、炭素鋼 などで作られます。
■ 松村精型が低圧鋳造で協力できること
1. 低圧鋳造用金型(LP金型)製作
2. 中子用金型(シェルモールド金型)製作
3. 無機中子型、コールドボックス用中子型 製作
4. 低圧鋳造 試作対応
5. 素材検査 等。